春はリフォームにおすすめな季節

西尾市でリフォーム&リノベーションを行う「こもれびデザインホーム」です。
今回は、春におすすめのリフォームについてです。
暖かな春がやってきます。春は、リフォームをするのに最適な季節です。
気候が安定していて雨や気温などの影響を受けることが少ないことから、特に外の工事をするにはピッタリです!もちろん、家の中のリフォームをするのにも良い季節なのです。
では、特におすすめのリフォームをご紹介します。
外壁リフォーム
家を建ててから、外壁のメンテナンスをしたことがない方もいるかもしれません。
しかし、外壁は紫外線や雨風にさらされて経年劣化が起こりやすい場所です。
建物は塗料を塗り「塗膜」という塗料が乾いて硬化した膜で保護されていることが多いですが、その塗膜が紫外線や雨風により劣化して防水性が低下してしまいます。
劣化のサインが現れたら早めに対処することがおすすめです。
劣化のサインを放置しておくと美観を損なうだけでなく、雨漏りが発生して家の中にまで影響を及ぼす可能性があります。
メンテナンスをすることで、家の寿命を延ばすことができるでしょう。
では、劣化のサインとはどういうものなのでしょうか?
劣化のサイン
代表的な劣化のサインを紹介します。
変色や色あせ
新築時に比べて外壁の色が変わることや色あせることがあります。
一番の原因は、紫外線によるものです。
日当たりの良い場所ほど、変色や色あせが現れやすいでしょう。
カビやコケ、サビの発生
カビやコケが発生しやすい場所は、日当たりや風通しが悪く、湿気が多い場所です。
特に表面に凹凸のあるデザインは、湿気が溜まりやすいので日陰部分を注意深く見てみましょう。
また、金属製の外壁にキズが付いたまま放置しているとサビが発生しやすくなります。
コーキングの劣化
外壁材の継ぎ目や隙間を埋め、建物の気密性や防水性を高めるのがコーキングです。
そのコーキングに亀裂や剥がれが現れることがあります。
チョーキング
「白亜化」とも呼ばれる現象で、外壁に触れるとチョークのような白っぽい粉が付きます。
塗料に含まれる顔料が劣化することで、粉になり表面に現れます。
一番の原因は、紫外線によるものです。
日当たりの良い場所ほど、チョーキングが起こりやすいです。
ひび割れや剝がれ
外壁にひび割れや剝がれ、変形が現れることがあります。
ひび割れは窓やドアなど、開口部の周辺に現れることが多いです。
リフォームの種類
広範囲に劣化のサインが現れた場合は、外壁リフォームがおすすめです。
外壁のリフォームには大きく分けて「外壁塗装」「外壁カバー工法」「外壁張り替え」の3種類があります。
それぞれ、どんなリフォームかを解説します。
外壁塗装
外壁の塗装を塗り直すリフォームです。3種類の中では一番費用が安い方法になります。
外壁塗装の耐用年数は一般的に10~20年程度ですので、10~20年に一度は塗り替えが必要です。
初期費用は安く済みますが、メンテナンス費用がかかってしまいます。
外壁カバー工法
既存の外壁材の上から、新たな外壁材を張るリフォームです。3種類の中では中間の費用になります。
採用する外壁材にもよりますが、外壁カバー工法の耐用年数は一般的に20~30年程度です。
外壁塗装に比べてメンテナンス費用が少なく済み、外壁のイメージをがらりと変えることができます。
外壁張り替え
既存の外壁材を撤去して新たな外壁材を張るリフォームです。3種類の中では一番費用が高い方法になります。
採用する外壁材にもよりますが、外壁張り替えの耐用年数は一般的に約30年です。
外壁カバー工法と同様に外壁のイメージをがらりと変えることができます。
違いは、既存の外壁材を撤去するので、壁の内部を同時に補修したり耐震補強したりすることができます。
既に雨漏りをしている場合や築年数が古い場合には、この方法がおすすめです。
初期費用は高くなりますが、メンテナンス費用は安く済むでしょう。
西尾市の外壁リフォームの事例
こもれびデザインホームで実際に外壁をリフォームした事例をご紹介します。
被害が大きくなる前に外壁リフォーム!
before | after |
![]() |
![]() |
- 施工エリア:西尾市
- 施工方法:外壁カバー工法
- 施工期間:2か月間
以前の外壁材は白系の窯業サイディングでした。外壁材は経年劣化により割れて落ちていました。
このまま放置し続けると、割れ落ちた所から雨水が入り躯体を腐食させてしまう恐れがあります。
そうならないためにも、早めに外壁リフォームをすることにしました。
幸いにも、まだ雨漏りの被害がなかったので、既存の外壁材の上から新たな外壁材を張る「外壁カバー工法」でリフォームすることにしました。
母屋には断熱性がある金属サイデイングを採用し、倉庫・車庫棟にはガルバリウム鋼板を採用しました。
どちらも濃い色の外壁材を採用し、がらりと雰囲気が変わりました。
早めにリフォームをすることで、被害が大きくならずに済みました。
外壁張り替えで壁の内部までしっかりと補修!
before | after |
![]() |
![]() |
- 施工エリア:西尾市
- 施工方法:外壁張り替え
- 施工期間:2か月(内部リフォーム含む)
既存の外壁材は経年劣化が進み、色あせやサビが発生していました。
また、屋内には雨漏りによって天井や壁にシミができていました。
躯体の腐食が心配されるので、壁の内部も一緒に補修できる「外壁張り替え」でリフォームすることにしました。
既存の外壁材は撤去し、壁の下地には防水紙を張って雨漏りや湿気から家を守ります。
新たな外壁材は、全体に黒色、アクセントに朱色のガルバリウム鋼板を採用しました。
壁の内部もしっかりと補修したことで家の寿命が延び、この先も快適に過ごせるでしょう。
雨漏りリフォーム
雨漏りは外壁からだけでなく、屋根やベランダなどの劣化からも起こります。
家の中の天井や壁にシミができていたりカビが発生していたりする場合は、雨漏りかもしれません。
雨漏りにより躯体が腐食して家の寿命が縮まる場合やカビによって健康被害を引き起こす可能性があります。
梅雨前の春の季節に雨漏り調査やリフォームをすることで、被害が大きくならずに済むでしょう。
エクステリア・外構工事
天候の影響を受けやすいのが、エクステリア・外構工事です。
雨が降っていると作業をすることができず、予定していた工期もずるずると延びてしまうことがあります。
また、エクステリア・外構工事でよく行われるコンクリート打設は気候や気温、湿度に大きく影響を受けます。
通常コンクリートは、表面が固まるまでに1日、人が乗れるようになるまでに3日程度、車が乗れるようになるまでに1週間程度かかります。
しかし、外気温が低すぎると固まるのが遅く、外気温が高すぎると固まるのが早くなってしまいます。これにより、品質や強度に影響が出る可能性があります。
よって、春や秋のような気候が安定している季節がベストなのです。
また、植栽を植えるにも地面が暖かくなる春は最適な季節になります。
真夏や真冬のような過酷な環境では植物が育ちにくいですが、春や秋のような穏やかな季節は植物が成長するにはベストです。
その他のリフォーム
これまで外の工事について解説してきましたが、もちろん家の中のリフォームについても春は最適な季節です。
特におすすめなのは、浴室と窓のリフォームです。
浴室リフォーム
梅雨の前までにお風呂のリフォームをして浴室乾燥機を採用すれば、悪天候でも洗濯物を干す場所が確保できます。
また、リフォーム中はお風呂を使うことが出来ません。銭湯へ行ったりお風呂を借りたりすることになります。
暖かな春なら、お風呂に入った後に湯冷めをして体調を崩す心配が少なくなります。
窓リフォーム
暑い夏が来る前に窓のリフォームをするのもおすすめです。
外窓を交換したり内窓を設置したりするリフォームです。断熱性の高い窓を採用して家の断熱効果をアップさせます。そうすることで、冷房効率が高まり省エネにも繋がります。
春はエアコンを必要とすることが少ないので、リフォーム中でも外気や室温を気にすることなく生活できます。
まとめ
春は気候が安定しているので、リフォームがおすすめな季節です。
天気や気温の影響を受けることが少なく、計画通りに外の工事を進めることができます。
また、穏やかな気候はリフォーム中の生活においても身体への負担がかかりにくいでしょう。
お風呂や窓など、外と室内の温度差を気にするリフォームにはピッタリの季節です。
しかし、リフォームが集中する季節でもありますので早めの計画をおすすめします。
こもれびデザインホームでは、外壁リフォームや水まわりのリフォームなど、さまざまなリフォームを行っております。リフォームのお困りごとは、お気軽にご相談ください。しっかりとご要望を伺い、あなたに合ったプランをご提案します。見積りは無料ですので、まずはご連絡ください。
愛知県西尾市を中心に近隣市のお問い合わせに対応させていただきます。
みなさまのご連絡をお待ちしております。